活動報告
8/31~9/2 今年もNPOフェスティバルに参加しました
2019年9月27日
一般財団法人H2Oサンタ主催のNPOフェスティバルが、阪急うめだ本店9階祝祭広場で開催されました。私たちも昨夏に続いて参加しました。来場者には、参加団体についてのクイズが書いたうちわが配られ、各団体のブースをめぐって正解を記入すると、福引で景品が渡されます。
私たちの団体についてのクイズは・・・
「児童虐待防止協会」はこどもの虐待をなくすことを呼び掛ける( )リボン運動をおこなっています。
選択肢は、A.ピンク B.オレンジ C.すみれ
正解は・・・・・・
多くの方に、オレンジリボン運動を知ってもらうことができました。
また、子どもたちにシールと塗り絵を楽しんでもらいながら、来場の方々にパンフレット約500セットを配布、トークショーにも参加し、活動についての理解と支援を呼びかけました。
さらに、「JAMMINのTシャツプリント体験ブース」では、各団体とのコラボデザインのプリント体験も行われました。私たちのTシャツには、「We Listen To Children & Parents」(親と子に寄り添って)のメッセージと団体名を英字でデザインしていただきました。
お立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。関心を持って話しかけて下さる方々もあり、私たちの活動について多くの方に知っていただく貴重な機会となりました。詳細は、こちら
8/2 虐待予防教育のこれから4 教師×NPO意見交流会を開催しました【報告】
2019年8月30日
子ども虐待予防教育について、2016年度から毎夏に教員はじめ関係者の方々と意見交流会を開催しています。
4回目となる今回は大阪市小学校教育研究会生活指導部(児童虐待防止研究班)の先生方による小学校高学年への授業の実践報告と、35名の参加者での意見交流会となりました。
授業は、被虐待児童への配慮を含め綿密なカリキュラムの計画のもと
*まず日本ユニセフ協会の挿絵入りの資料を使って、分かりやすく子どもの人権教育の授業を進められ、
*次に、当協会発行の「子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへ」詳細はこちらの中のネグレクトの事例を取り上げて、虐待の正しい知識を解説、
*最後の授業では相談窓口があることも教えられるということでした。
このご報告を話題提供として、参加者35名がグループに別れて意見や感想を付箋に書いて意見交流し、最後にはその付箋をホワイトボードに貼って、全員で共有しました。下記に意見の一部を紹介します。
*子どもの権利条約を土台にしたことが良い。
*学年ごとに工夫された分かりやすい説明。
*守ってもらえる相談機関が存在することや、子ども自身が大切にされるべき存在であることを理解できるように、虐待についての認識を持つことができるように、子どもの様子を見ながら慎重に授業されている。
*カリキュラムのさらなる開発。*被虐待児への配慮をした授業の工夫。等です。
ご多忙中、発表していただいた先生方、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
*2019年度は、この交流会を含め「学校での児童虐待予防授業発展のための取組み」として、公益財団法人大阪コミュニティ財団を通し大阪府教員研修のための梶本基金による助成を受けています。
また、子ども支援事業は寄付サイトギブワンでもご寄付を募っています。詳細はこちら
APCA通信84号を発行しました
2019年7月29日
児童虐待防止協会(APCA)では、年3回機関紙「APCA(アプカ)通信」を発行し、会員の皆様をはじめ子どもの虐待問題に関わっている関係機関等にお届けしています。
先日、APCA通信84号(2019年7月発行)を発行しました。巻頭言記事(虐待死事件と児童相談代の体制強化)をこちらからご確認いただけます。
*機関紙「APCA通信」は《赤い羽根共同募金分配金》を受けて発行しています。共同募金にご協力いただいたみなさまに感謝いたします。
APCA通信第83号を発行しました
2019年4月21日
児童虐待防止協会(APCA)では、年4回機関紙「APCA(アプカ)通信」を発行し、会員の皆様をはじめ子どもの虐待問題に関わっている関係機関等にお届けしています。
今回、APCA通信83号(2019年4月発行)を発行しました。巻頭言をこちらからご確認いただけます。
*機関紙「APCA通信」は《赤い羽根共同募金分配金》を受けて発行しています。共同募金にご協力いただいたみなさまに感謝いたします。
1/17 ティーンズAPCA(虐待予防授業)を実施しました!
2019年2月14日
1月17日、大阪府立牧野高校に出かけました。2年生9クラス357名を対象とした「健全な家族をつくるためのパートナーシップ」をテーマの人権学習に参加し、私たちのティーンズAPCA(虐待予防授業)を提供するためです。
今回は、まずひとり一人の大切さについて、しっかりと共通理解をしてもらいたい考えました。暴力の中でも、虐待は家族という「特殊な」関係の中で起こること、デートDVについても親しい関係性で起こる暴力であること、これらを身近な社会問題として捉えられるよう工夫しながら、正しい知識を伝えるよう努めました。
誰も暴力の被害者にも加害者にもなってほしくないこと、それには人権意識を高めること、周りに助けを求める事が大切なこと、を解説し、前半50分終了。
後半の50分はグループワーク。当協会作成の『「子ども虐待」について学ぼうとしている皆さんへ』の冊子を手に取り、その中の創作ケースについて、最初は考え込んでいた生徒さんもグループメンバーとしっかり意見交換、まとめの発表まで協力して参加してくれました。
このように学びの時間を共有することは、教員の方々とNPOの協力関係を子どもに感じてもらい、家庭と学校以外にも、子どもを支援する大人が存在することに気づいてもらえる機会です。
今後も教育の中で大人と子どもの視点を持って「子ども虐待予防」を、伝えていきたいと考えています。このような出会いをいただき、牧野高校2年生の皆さんと諸先生方に、感謝申し上げます。