セミナー・研究会の報告
「教師×NPO 意見交流会~虐待予防教育のこれから~2」を開催しました
2017年9月5日
◆テーマ
「教師×NPO 意見交流会 ~虐待予防教育のこれから~2」
◆講師
森岡 満恵氏(大阪府立堺工科高等学校)
これからの学校での子ども虐待予防のための教育の必要性や、そこへの私たち協会の学校への協力や参画を考える上で、教師をはじめ教育現場に関わる方々が率直に意見を言える場、先駆的に取り組まれている方々の実践を伺うことで問題意識を共有する場が必要と考え、昨年から始まった意見交流会。今年は8月25日、2回目の開催となりました。
今回は大阪府立堺工科高校の森岡満恵氏に「児童虐待防止学習~高校家庭科の授業実践~」というテーマで、ご自身の実践内容について話題提供していただき、その後グループディスカッションを行いました。
◆参加者の声
参加者は28名。教員やスクールカウンセラー等学校関係者の他、大学・児童養護施設・医療機関・保育所・NPOなど様々な関係機関からの参加がありました。
複数の参加者から、「資料やビデオも含め、授業で使える題材へのヒントがあった」という感想や、「助けられた経験のない子は助けを求めることができない」という講師の言葉から「学校で自己肯定感を育てることが大切と感じた」などの感想が寄せられました。
当協会では、子どもたち自身が虐待について学ぶことが虐待予防・防止につながると考え、高校をはじめ学校に出向き、出前授業ー子ども虐待予防教育授業「ティーンズAPCA」を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください.