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第174回・175回Child Abuse研究会を開催しました(報告)

◆テーマ 子どもの性問題行動 

今年度、新たな試みとして「子どもの性問題行動」をテーマに、浅野恭子氏(大阪府女性相談センター所長)を講師にお迎えし、174・175回Child Abuse研究会を2週にわたってシリーズでオンライン開催(Live配信)いたしました。 視聴後のアンケートの結果をご報告します。

◆11月13日(土)Part1“乳幼児期から学童期の子どもたち”アンケート結果

アンケートへの回答は65名で、「オンライン研修にはどのくらい満足されましたか」・「本日の講座はあなたの期待や要望にこたえたものでしたか」との問いに対し、それぞれ93%、98%の方から概ね満足との回答を得ました。

◆参加者の声

性問題行動の複層的な原因が具体的に示されていて、今後の対応策のヒントを得られた。(施設職員)

「性的遊びか性問題行動かの見極め」や「その発見をチャンスととらえる」、また「どこで見たの?」とか「こんなことあった?」など具体的な質問の仕方は大変参考になりました。明確なルールの設定と共有、大人がしっかり聞き出せることの大切さの再確認ができました。(スクールソーシャルワーカー)

性問題行動の分類など論理的に解説していただいて、考え方や対応について整理して理解することができました。(保健師)

◆11月20日(土)Part“思春期の子どもたち”アンケート結果

アンケートへの回答は51名で、「オンライン研修にはどのくらい満足されましたか」・「本日の講座はあなたの期待や要望にこたえたものでしたか」との問いに対し、それぞれ88%、90%の方から概ね満足との回答を得ました。

◆参加者の声

人間関係や家庭の中で満たされていない感情があると問題行動に出てしまったり性問題に繋がったり、自分自身の体験や今見ている子供たちを見ても理解できる部分が沢山ありました。そういった子供に出会った際の支援方法は凄く難しさを感じますが、今日の研修を活かしていけるように現場でまた頑張りたいと感じました。(施設職員)

性暴力に至るプロセスのモデルは、イメージしやすいイラストとそれぞれの特性の説明で整理されて理解しやすかったです。また、認知行動療法での具体的な関わり方はとても参考になりました。ありがとうございました。(保健師)

12歳以下の子どもの場合とは対応が異なることがわかりました。また、性暴力に至るプロセスのモデルの4つの壁の考え方が分かりやすく、その壁を越えないためにどうすればいいのかを考えることの大切さも学ぶことができたように思います。難しい問題で、明確な答えがない課題ですが、子どもたちの未来のために大人ができることを社会全体で実行していくことの重要性が分かったように思います。(保育士・保育教諭)

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