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第179回Child Abuse研究会を開催しました(報告)

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◆テーマ ネグレクトによる子どもへの健康障害

今年度、「ネグレクト」を大きなテーマに、179回Child Abuse研究会では

御牧信義氏を講師としてお招きして、研究会をオンライン開催(Live配信)いたしました。 視聴後のアンケートの結果をご報告します。

◆アンケート結果

参加申込者は104名で、受講後のアンケートには、33名の方に回答いただき、「オンデマンド配信にはどのくらい満足されましたか」・「今回の講座はあなたの期待や要望にこたえたものでしたか」との問いに対し、それぞれ76%の方から概ね満足との回答を得ました。

◆参加者の声

・発達の気になる姿がこの数十年でかなり増えたと感じますが、環境の変化が脳に及ぼすものも大きいと改めて感じた。「子ども理解」として、子ども自身の環境、成育歴などの関係する事を理解するときに、保護者の環境、成育歴ももちろん、関わり方が重要だということについても学びを深めた。保育教諭として、家庭支援をする中で、この研修で学んだ「同意、共感」を忘れずに対応できるようにしていきたいと思う。(保育教諭)

・今の子どもの問題行動が、子どもが機能的な脳の障害なのか、ネグレクトや虐待によって影響が出たものなのかの判定も、とても難しいものであることがわかった。(看護師)

・ネグレクトの講義でしたが、エピジェネティクスという遺伝子に関係するお話を初めて知りました。遺伝子が生得的なものだけでなく環境(育ち)にも影響されること、また子育てが遺伝情報をも変えうるとお聴きし、より支援の重要性を考えさせられました。(相談員)

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